VALUとタイムバンクの違いについて考えよう。
5月末にVALUがローンチされ、すごく話題になっていますね。
かなり盛り上がっているのでVALUについて解説しているサイトもたくさん出ているようです。(例えば、以下のブログ。とってもわかりやすいですよ)
【やばい】VALUというサービスがやばいんです - 29歳コンサルタント女子が異世界から思うこと
という訳で、当エントリでは解説はしません!(VALUって何?という方は上記リンク等をご参照下さい。。)
さて、このVALUというサービス、簡単に言うと、個人的には今流行りのシェアリングエコノミーの一種だと思ってます。
具体的には個人が所有している以下の2つを社会全体でシェア(流通)される仕組みになっています。
①信用
②期待
VALUの仕組みにおいては「①信用」と「②期待」がシェア(流通)されることによってパワーアップされ、更に大きな信用や期待を生み出すというサービスになっている点がミソですね。
そのシェア(流通)の方法がこれまた今流行りの仮想通貨を用いたものだったので、「新しい‼︎‼︎」とか「ヤバい‼︎‼︎」とか賑わってるんだと思います。。
さて、、、、前置きが長くなりましたが本題です。
メタップスがタイムバンクというサービスを今秋ローンチすると発表しました。
記事によると、タイムバンクはさまざまな専門家(時間発行者)の「時間」を売買できるマーケットとのこと。
ユーザーは専門家が発行する時間を購入、使用、売却、保有することができ、保有した時間を使って専門家に事業の相談をしたり、食事をしたりできるんですって。
また専門家はそれによって収益を得ることができて、専門家を長期的に応援したい場合は、時間を使用せずに保有し続ける「タイムオーナー」という選択肢もあり、保有する時間はいつでも市場価格で欲しい人に譲ることができるとのこと。
また、運営アドバイザーとして、元陸上競技選手の為末大氏やキッズライン代表取締役社長の経沢香保子氏らが参画しているらしいです。(為末さん、よく出てますねー)
と、まあこんな感じです。。
VALUとタイムバンクの違いはどこにあるんでしょうか??
まずは共通点から。
どちらも通貨を介して個人の価値を可視化しシェアすることで、新たな経済的価値を生み出すサービスである。
異なる点は、「個人の価値をどのように定義したか」である。
VALUの場合は「信用」と「期待」であったが、タイムバンクの場合は「時間」と定義している。
つまり、信用や期待を生成するものは、その個人が所有している時間に依存すると考えられたサービスだということだ。(たぶんね)
時間が通過になる世界を映画化した『タイム』を連想させますね。
面白いのでよかったら見てください。(宣伝)
なにはともあれ、このサービスが経済として普及すれば、今まで社会に点在していた「非効率」から解放される可能性はありますね!
類似サービスはありますが、是非ともメタップスさんに期待しましょう!
時は金なり!!!